2007年2月から福岡の地でスタートした「ICABE九州・中国ビジネス研究会」はお陰様で2018年9月までの11年間に合計115回の研究会セミナー、
国際シンポジウムなどを開催し、その積極的活動は多くの九州・福岡の企業関係者、行政関係者、大学関係者から高い評価を受けて今日に至りました。
昨今、我々を取り巻く経済・社会環境の激動の中、不況下にあってもアジアの景気回復やダイナミックな活力が世界を動かす力になっています。
日本が活力を取り戻せるか否かは、このアジアの活力をどう取り込むかに掛かっているといっても過言ではありません。
その意味で、古来より「アジアのゲートウエイ」と呼ばれた九州・福岡のこの地を真の「ゲートウエイ」とし、アジア・中国との双方向での経済・ビジネス交流の活発化、
共生のアジアを作り上げるには「連携」の力を一層強化する必要があると思われます。
そのために、我々の研究会を、これまでの「情報交流」と「議論」の場からさらに一歩前進し、「連携活動」の出来る運動体に変える事が急務だと認識し、
このたび一般社団法人「九州・アジアビジネス連携協議会」を設立するに至りました。
「連携」には、一人或いは一組織では「出来ない」ことを、人や組織とつながることで「出来る」体制が出来上がる強みがあります。双方向でこれが出来ていけば大きな力になります。
「アジアビジネス連携」とは、アジアの国境を越えてビジネスの「連携」を実現しようというものです。
是非一緒に手を携えてアジアビジネスの活性化を九州から興しましょう!
代表理事 中山良一